津田清和 作 藍扁瓶
奈良県で吹きガラス作品を制作する津田清和さん。
端正なフォルムとガラスのテクスチャーによって映し取られる様々なかたちの光の器。
透明なガラス、くぐもった色のガラス、鉱物の風合いを持つガラス、泡を閉じ込めたようなガラス。
かたちや表情もさまざまだけれど、津田さんのガラスには共通の響きがある。
きりっと端正で均整の美の内側からふわっとした何かが醸しだされている。
ガラスという素材からうまれる津田さんの世界観、それを支える技術の高さがあります。
森の奥の一筋の滴り、湧き水の初々しさ、天に周る星の肌合い。
そのほとりで奏でられているであろう、静かに深い音楽のように。
作りたいイメージはさまざまにあるけれど、それが自分の周りにあったらうれしいものなのか、ということを大切にされています。
サイズ:口径(内寸) 約1.4㎝ 最大幅 約11㎝ 高さ(本体) 約22.3㎝
蓋の素材:コルク、真鍮