






大谷桃子 作 蓮図変形平皿
信楽に工房を構え、陶土に伸びやかな絵付けの器を作る大谷桃子さん。
台所仕事をはじめ、暮らしそのものを楽しむ桃子さんは、キッチンや庭での時間の中から器のアイデアを豊かに生みだしてゆかれます。
代表的なモチーフのひとつでもある蓮の絵は、20代にインドネシアで出会った圧倒的な美しさを描いたことに始まり、以後描き続ける中で熟してきたものです。
伸びやかな線や釉薬が生み出す表情が、植物の瑞々しさを表して、その器に盛られた料理や菓子をいっそうおいしく映し出します。
蓮図変形平皿は、格調がありながらも、ふんわりとした温かみのある図案が普段使いにもお薦めな器です。
まずはお正月に菓子やおせちを盛った演出から、使い初めてはいかがでしょうか。
サイズ:縦約 28 ㎝ 横約 18 ㎝ 高さ約 1 ㎝